金沢漆芸会有志による 漆を植える会
漆の植栽体験
漆は、漆の木に傷をつけ一滴一滴掻き取られた樹液です。
貴重で優れたこの漆を使い仕事をしている私たち自身、もう一度、漆を採ること漆を掻く人のことを再認識しようととても難しいとされる漆の木を植えて育てる体験をしています。
《漆掻きのこと》
15年余り漆が採取出来る程に世話をして育てた一本の木から採れる漆は僅かにコップ一杯(150cc)ほど。
6月梅雨が始まる頃からひとつ傷を付けひと掻きの一滴。
4〜5日おきにまた傷を付けて、ひと掻きの一滴。と秋まで掻き続けます。
天の恵みであるその木の漆を無駄にしないように、最後は伐り枝からも絞り取ります。そして、春にはまた残された切り株から新芽が顔を出します。
2011年4月4日 苗植栽
2011年4月4日 苗植栽
2011年4月4日 苗植栽
2011年5月20日 順調に生育
2011年6月27日
2011年10月19日 しっかり生育
2011年11月25日 葉を落とす
2012年7月19日 随分と伸ひ
2012年11月16日
2013年5月24日
2014年5月22日 成長したと思ったら葉を落とす
2014年9月2日 順調に成長する木
2014年9月2日
2014年11月3日 脇芽の紅葉
2015年4月24日
2015年5月25日 脇芽か
2015年5月25日