金沢漆芸会 沿革

金沢の漆芸の向上をはかり、漆工芸の研究および漆工芸(産業)の振興を推進するととともに、会員相互の親睦をはかることを目的に設立される。

昭和41年 小松芳光を会長に、野村大仙、大場松魚、西村松逸ら、17名で事務局を金沢市役所に置き発足。
昭和42年 第1回「茶道具を中心とした加賀蒔絵展」開催 (日本橋三越本店)以後8回展まで。
  〜 以降、研修事業として、適時金比羅宮はじめ全国各地見学研修へ
昭和51年 第1回金沢漆芸作家展(新宿小田急百貨店)以後5回展まで
昭和54年 大場松魚 第2代会長就任。
会長発案の課題作制作開始。
第14回 金沢漆芸会展(大和百貨店 片町本店)
この回より、個人の自由作に加え課題作を発表。併せて受賞制度設置。
  〜 以後、毎年 大和百貨店本店で金沢漆芸会展を開催
  〜 以降、見学研修 (中尊寺、高野山、京都、若狭他)
昭和62年 第20回記念金沢漆芸会展。(金沢/東京 日本橋高島屋)
昭和63年 金沢漆芸会 20周年記念誌 刊行。 記念フォーラム、式典開催。
平成 5年 金沢漆芸会 25周年記念誌 刊行。
25周年記念金沢漆芸会展 開催。(香林坊大和)
平成10年 金沢漆芸会 30周年記念
会員による協同制作 「平文 衝立」 監修 大場松魚 制作及び発表。
平成20年 第40回記念金沢漆芸会展。 協同制作 「うるしのパッチワーク」 発表。
平成23年 金沢市の工芸作家による東日本大震災復興支援チャリティ工芸展
「Craft for the people工芸はひとびとのために展』 基幹団体参加出品。
漆の木の植栽(野村大仙 宅)
視察 :岩手県二戸市浄法寺 並びに 周辺大震災被災地。
二戸市浄法寺うるし振興室・滴生舎と交流事業開始。
平成24年 三代西村松逸(優) 第3代会長就任。
金沢漆芸会展において、啓蒙の為の漆芸の材料及び道具シリーズを開始。
第44回展:シリーズⅠ 「日本産漆 浄法寺」
「滴生舎」椀を課題作とし、加飾。(協力 二戸市浄法寺支所うるし振興室)
うるしサミット(於:浄法寺町)展示参加。
金沢漆芸会50周年関連事業 《あなたの未來にある漆》募集開始。
平成26年 金沢漆芸会45周年記念「金沢盃」発表、および無償貸し出しを開始。
大垣昌訓作 糸目平碗(中村記念美術館蔵) 模作の経過を展示発表。
(於:中村記念美術館 記念特別展 「近代加賀蒔絵の名工 大垣昌訓」
平成27年 新型「金沢盃」発表 (金沢ブランド工芸品開発促進補助事業)
新幹線金沢駅舎内 伝統工芸品パネル事業参加 完成発表。
第47回金沢漆芸会展 漆芸の材料及び道具シリーズ Ⅱ
「工芸の花と呼ばれる 蒔絵 と蒔絵粉」「金沢盃」
蒔絵粉(金粉等)と蒔絵粉の種類別仕上がり見本を展示 (協力 吉井商店)