金沢漆芸会設立50周年記念フォーラム 今なぜ加賀蒔絵なのか

日  程 2016年4月16日(土)
時  間 開場13:30 開演14:00 終了17:30
会  場 金沢21世紀美術館シアター21
住  所 石川県金沢市広坂1-2-1
参  加 入場無料
定  員 150名 要予約
主  催 金沢漆芸会
特別協力 公立大学法人 金沢美術工芸大学、NPO法人趣都金澤、The Art of Travel、吉井商店
後  援 金沢市、金沢商工会議所、NHK金沢放送局、北國新聞社、北陸放送

工芸のまち、金沢。

 

今、工芸の未来を見据えるために、コーディネーターに金沢21世紀美術館館長 秋元雄史氏をお迎えし、金沢視点と全国・世界の視点とを繋いでゆきます。文化行政や東宮大夫など多岐にわたるご経験と深いご造詣ご見識を持たれつつ、「工芸ニッポン再興」に取り組まれる林田英樹氏と、世界の蒔絵・漆芸のご研究で知られる山崎剛氏をお迎えし、『加賀蒔絵』をキーワードに工芸の未来に向けて何が必要かを探ってゆきます。

プログラム

 

14:00開演


「100年後に残る工芸のために」

基調講演:林田英樹氏
元文化庁長官 全国立新美術館長、公益社団法人日本工芸会理事長
一般社団法人ザ・クリエイション・オブ・ジャパン代表理事


「五十嵐蒔絵の現代性」

講演:山崎剛氏
金沢美術工芸大学教授、元文化庁文化財調査官、漆工史学会理事


パネルディスカッション「未来の工芸を考える」

コーディネーター:秋元雄史氏
金沢21世紀美術館 館長、東京藝術大学美術館 館長・教授
パネラー:林田英樹氏、山崎剛氏、西村松逸(金沢漆芸会会長)


17:30閉会


フォーラム閉会挨拶 金沢漆芸会会長

モデレーター 秋元雄史 先生

会場風景

山崎 剛 先生

山野之義 金沢市長挨拶

主催者 挨拶 中野幸一

林田英樹 先生

講演内容

《金沢漆芸会について》

金沢の漆芸の発展に寄与するため昭和41年(1966年)に設立。以後、毎年「茶道具を中心とした加賀蒔絵展」「金沢漆芸作家展」「金沢漆芸会展」等、会員展を東京や金沢にて開催。講演、講習、優品模造など会員研修実施。漆芸会提案の生活の器課題作制作は現在まで80種を超える。近年は漆芸の環境を見据え、漆の木植樹や日本産漆産地の二戸市浄法寺と連携事業を開催。浄法寺漆の使用や紹介、また他の蒔絵粉、道具等を紹介する。2014年「金沢盃」製作発表、無償貸出開始。体験による漆・蒔絵文化の啓蒙を図る。

http://www.kanazawa-shitsugeikai.com/